速報:ウクライナの代理出産、戦場キエフから(4)2022年4月19日現在 キエフ国営病院、無事に通常運営~政府健康省責任者が訪問
前回の速報からの1か月。毎日、戦争によるウクライナの破壊は悪化しているニュースのみがアメリカでも流れ、戦争のニュースが日常化している。現時点で、350万人のウクライナ人が国外に逃げた、と言われているが、ロシアがウクライナ攻撃を開始した2月24日から54日が過ぎた今日現在も、速報第一弾で伝えた、代理出産にも使われている国営産院は無事に24時間無休で運営していることを直接確認した。当該産院は代理出産でも使用されている国営#7病院で、2012年2月に設立され、今年でちょうど10年を迎える。産院は、(戦争が止まずとも)“命は止まらずにやってくる”、というメッセージと共に、新生児が誕生して安全に過ごしている地下の新生児病室の様子を発信してくれた。4月7日に7人の赤ちゃんが誕生し(4人の男の子、3人の女の子)、政府の健康省の責任者が、お祝いの為に当産院を訪れ、戦場の若き親と勇敢な赤ちゃんを讃えている。地下の病室は、静かで、安全だ。元気な赤ちゃんの泣き声が聞こえる。このメッセージで発信されている7組はウクライナ人の夫婦であり、代理出産関係ではないが、産科を含めた医療関係はすべて機能していることが確認できる。
ウクライナでは、ロシア語とウクライナ語が使用されているが、このビデオはウクライナ語での会話になっている。以下。弊社スタッフであるロシア出身アメリカ人のジェンヤ・イリーナ情報アナリストのよる聞き取りと訳は以下の通り。
директора міністерства охорони здоров’я (вона в медичній масці): “як ваші справи? як самопочуття?”
Чоловік зліва: “у всіх все нормально”.
директора міністерства охорони здоров’я звертається до жінки яка лежить на ліжку:
“як звати вашого малюка?”
Жінка: “У мене дівчинка, і її ім’я Єва.” директора міністерства охорони здоров’я: “Всім вам бажаю хорошого здоров’я, і повертайтеся в нашу лікарню, якщо у вас буде вагітність.
政府健康省責任者(左にいるマスクをしている女性): お元気?ご気分はいかが?
左にいる男性:みんな元気です
政府健康省責任者:(ベッドの女性に対して)赤ちゃんのお名前は?
女性:女の子を出産しました。エバという名前です。
政府健康省責任者:幸せで健康でありますよう。また妊娠したらこちらの病院へいらしてください。
ビデオ:国営#7病院提供 (Перинатальный центр, Перинатальный центр Киева, Роддом №7)
今後もウクライナの代理出産関連の速報が入り次第、更に報告を継続していく。
代理出産についてのご質問はこちらから
ジェンヤ・イリーナ情報アナリスト
ロシア出身アメリカ人
さくらライフセイブアソシエイツパートナー
清水直子
さくらライフセイブアソシエイツ代表
当文献、取材はジェンヤ・イリーナ情報アナリスト、さくらライフセイブアソシエツ代表清水直子によるものであり無断転載を禁ず。