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米国人高齢出産記録 ()

56歳で双子のママに

母子共に健康

ニューヨークのローカルテレビチャンネル、NY1は 2004年11月10日のトップストーリーとして、56歳で初めてママになった喜びの声を伝えた。数日で 57歳になるという。年齢ごとに健康な妊娠をする確率が低くなり、母体への負担も高くなる、という生殖機能における事実は変わらないとしても、最近の補助生殖技術 (ART,Assisted Reproductive Technologies) にはめざましいものがある。この女性は、現在可能な補助生殖技術である、IVF (体外受精)、Donor Egg (提供された卵子)、に助けられ、帝王切開にて、至上の幸せを腕に抱いた。

2004年11月10日、米国人では双子を出産した最年長とされる 56歳のマンハッタン在住の女性が、母子共に健康であるという喜びの声をテレビを通じて発表した。
あと数日で 57歳の誕生日を迎えると言う Aleta St. Jamesさんは、昨日、11月9日に男女の双子をマンハッタンの Mount Sinai (マウントサイナイ) 病院で出産してから初めての記者会見に臨んだ。

“2人の子供を腕に抱いていることは、人生で経験したことの中で、最も信じがたく素晴らしい出来事。神様が私にくれることのできる最高のギフト。”と涙な がらに感動の言葉を述べた。“確かに私はイイ年齢だし、私のやっていることを無責任でキチガイじみていると言う人も多くいるけれど、確かに私は少しキチガ イ的なところもあるし、ずっと若い頃からこんな自分を貫いてきた。型にはまった生き方はしない。”

St. Jamesさんは提供された卵子 (Donor Egg) を使用しIVF (体外受精) で妊娠し、帝王切開で出産した。彼女は、フランシスカとギアンと名付けた2人の子供をシングルマザーとして育てる。

過去には、1998年に台湾の女性が58歳か59歳で双子を産んだという報道がなされた。出産自体においては、1996年にカリフォルニア在住の女性が一番最年長のアメリカ人として 63歳で女子を産んでいる。