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<代理出産リポート26>
代理出産の歴史(21)メキシコ代理出産への依頼殺到が規制原因を導く ()

世界中の代理出産依頼が難しい状況へと世界全般が変化し、2015年の1月に弊社を含む世界の代理出産に関わる法務専門家による初の視察がメキシコにて行われ、メキシコの代理出産が動き出したことを前回お伝えしました。

14年頃までは、廉価であったインドやタイが国全体で、商業代理出産の中心地となっていましたが、これらの国で代理出産が規制されたことにより、代理出産の依頼の波が、世界で数少ない商業代理出産が合法である場所に殺到することとなりました。その時点では、代理出産が合法にできる、ということで有名ではなかったメキシコの32の州のうちの唯一合法であったこの一つの州にこの大きな波が集中したことが、この州を代理出産で世界中から注目させることとなりました。今までに書いてきたように、弊社も、このそれほど世界では有名ではなかったメキシコの一つの州を代理出産の地として開拓し、世に知らしめた一社でしたが、多くのエージェントが急激に到着し、あれよあれよという間にマーケットが形成された速度は驚きに値するものでした。同性愛カップルが世界中からこの無名の州に殺到し、メキシコ国内、そして同州内で、貧困なメキシコ人女性の立場を利用した女性搾取である、などの女性人権活動者による批判をも引き起こしました。

そして、15年11月23日にタバスコ州議会に外国人による代理出産依頼禁止の発議があり、12月14日に20票対9票で禁止が可決され、タバスコによる代理出産はメキシコ国民に限られること、依頼者は25歳から40歳であること、子供を授かれない医療上の理由がある証明書を提出すること、などが規定されました。

(次回は2月第1週号掲載)

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当文献は創刊47周年を迎えるニューヨークの日本語新聞New York ビズ 2021年1月9日に掲載されました

代理出産の歴史(21)タバスコ州に依頼殺到した年に州議会で代理出産依頼が規制決定