米トランプ政権がアメリカの入り口である各国際空港規則を変更。大切な標本を運ぶ場合は新しい手続きに通じているプロに依頼するように注意してください。

2025年1月にアメリカにおいてトランプ新政権が誕生してから、大構造改革が行われているが、その一つとして、生殖医療で必要とされる受精卵、精子、卵子などの国際標本輸送で米国を通過、及び、入国する場合に重要な変更がこの7月に行われている。

国際標本輸送は、貨物輸送ではなくハンドデリバリーでの輸送が標準とされているが、アメリカの空港保安を担っている政府機関であるアメリカ運輸保安庁（通称TSA、Transportation Security Administration）での液体窒素タンクに関する危険物スクリーニングに関する承認や、標本を海外からアメリカに持ち込む場合に到着するアメリカの空港を管轄しているアメリカ合衆国税関・国境警備局（通称CBP、U.S. Customs and Border Protection）への承認方法に変更が加えられている。

後者は、アメリカ政府が対他国への関税に関わる発表をしたことからも、今後、厳しい徹底が見込まれ、遵守していない場合は、没収される。詳しくは以下の文献をご参照ください。

*さくらグループの別サイトが別ウインドーで開きます