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男女産み分け : PGD (着床前診断) とMicroSort (マイクロソート) について ()

渡米は一回 : 産み分けを達成する

PGDとは、遺伝子異常を検査することができる方法として使用されてきた受精卵を確実に検査する方法ですが、染色体のXX (女子) とXY (男子) を100% 見分けることもできます。では、MicroSort とはどのような方法でしょうか?また、PGD だけでなく、MicroSort を組み合わせることによってどのような利点があるのでしょうか?

MicroSort は、元来、家畜の精子を振分けるために発明された技術です。DNA 用の染料によりX染色体の精子とY染色体の精子をそれぞれ振り分けます。女子の確率は 91% で確定でき、男子の場合は 74% です。つまり、MicroSort のみで、男女産み分けを行うのは、目的に対し費用がかかる割りにはあまり意味がありません。しかし、次の場合、MicroSort とPGD を組み合わせる意義があります。

1) 女性のパートナーが健康な卵子を多く作れない場合

女性が年齢が高い場合 (35歳以上)、また、年齢的には適齢であっても体質によって、体外受精のサイクルで卵子を多く作れるようにお薬を投与しても、あまり体が反応しないケー スがあります。また、加齢するごとに健康な卵子を作る確率が下がります。たとえば、薬を投与したあとの採卵で、使用できる健康な卵子が 8つだったとします。(健康で十分な大きさの卵子が8個くらいだと平均、13~15個以上ならば余裕がある、と見ます)この8つのうち、精子と授精させ、 しっかりした受精卵が8つ出来るとは限りません。例えば、5つの受精卵が出来たとして、男子・女子の確率が 50% : 50%だとしても、5つともどちらかに偏る可能性はあります。もし、5つの受精卵すべてが欲していない性別だった場合、もしくはひとつだけ欲している性別 であったとしても、そのひとつの受精卵が良好な質かどうかにも関わってきます。体外受精サイクル自体が無駄になってしまう可能性もあり得ます。そこで、 100% でないにしても最初から精子をある程度ソートしておけば、この5つのすべての受精卵が欲しない性別である確率をかなり下げることができます。

2) 次のために備えてより多く凍結しておきたい場合

さくらライフセイブアソシエイツの提携先のPGDのパイオニア(先駆者)、HRCのDr.Feinmanによりますと、男性の精子は基本的にX因子とY因 子は半々であるが、男の子ばかりできる、または女の子ばかりできる、というのはそのパートナーである女性側からも引きよせる要因があり起こることだ、と おっしゃっています。男性の精液中のXとY因子が半々であることと、体外受精(IVF)において作る受精卵が半々であるか否かは別の問題です。たとえば、 コインの表裏を5回賭けた場合、たとえ、表と裏が出る確率が50%:50%であったとしても5回とも表、または裏であることはありえます。PGDをかける 場合は、採卵をした日を0日目と数え、3日目にPGDをかけて、培養5日目に望む性別因子を持つ健康な受精卵を子宮に戻します。健康な受精卵をより多く作 ることによって、一回目で妊娠しなかった場合に備え、凍結して次回のためにとっておくことが可能です。より多く作るためには、望ましい因子の選り分けを 行った精子を、採取した卵子にかけることによって望ましい性別の受精卵ができる確率を上げます。2回目以降に凍結した受精卵を移植するためには、女性の パートナーに1日のみクリニックに来ていただきます。費用の面でも体外受精及びPGDのサイクルをもう一度行うのと比べるとかなり軽減されます。

渡米は一回のみでPGDのみの場合でもMicrosortと組み合わせる場合でも女性は最短で12日間、男性は1日のみの滞在となります。

アメリカでのPGD (着床前診断) とMicroSort (マイクロソート)の組み合わせによる男女産み分プログラムにご興味のある方は、さくらライフセイブアソシエイツにお問い合わせ下さい。 さくらライフセイブアソシエイツでは、PGD (着床前診断) とMicroSort (マイクロソート)の組み合わせによる男女産み分プログラムが行える、カルフォルニア州で PGD (着床前診断) のパイオニア (先駆者) であり、長年プラクティス (医療行為) を行っている優秀なパートナーたちが設立した第三者介入が関わる不妊治療 (卵子提供者による不妊治療や代理母) で世界的に有名なロサンジェルスのクリニックと提携しご紹介しています。このMicroSort (マイクロソート) は、MicroSort (マイクロソート)社と連携を取っている数少ない限られた医療機関のみで可能です。