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最新医療レポート<出生前診断34> 妊娠第2期:セカンド・トリメスターの出生前検査(7) ()

セカンド・トリメスターの超音波検査

前回、妊娠第2期のスクリーニング検査で、染色体異常の可能性があり得る、と出た場合に、正確に診断することを希望する妊婦に行われる出生前診断である羊水検査について説明し、今回は、出生前診断の最後の締めくくりとして、セカンド・トリメスターの超音波検査について説明いたします。

セカンド・トリメスター時期の超音波検査は多くの情報をもたらしてくれるため、ファースト・トリメスターですでに同検査を行っていたとしても、妊婦にとってセカンド・トリメスターの時期にて再度繰り返し行うことは重要です。通常、妊娠18週から22週に間に行われます。この時期の超音波はさらに胎児の解剖学上詳細情報が得られます。

また胎児の成長度合いも、妊娠のカレンダーと標準分布と一致しているかどうか、などの分析も行われます。この時期になるとより鮮明な画像が得られることから詳しい状況把握が可能になってきます。胎児、というより、赤ちゃんとしての画像が明確になってくる時期です。

近年、超音波の画像は技術の進歩から3D、4Dを可能し、画像を分析する放射線科スペシャリストだけでなく、専門家でない両親でも頭から足の指まで見ることが可能になっています。例えば、鼓動している心臓、脊椎、顔、手足などが確認できます。指をおしゃぶりしている様子まで見える場合もあります。この時期になると性器も確認でき、男女の性別も分別可能です。

超音波を使用した診察は通常1カ月ごとの検診として出産まで行われますが、赤ちゃんに染色体異常があるかどうかの正確な診断は、前回説明したセカンド・トリメスターの羊水検査が最後の機会になります。前回も書きましたように22週以降は羊水検査を行うことは、妊娠を失うリスクが伴うため出生前診断を行う場合は、早めに決断し計画することが大切です。

出生前診断についての説明はここで完結しますが、次回は、補足として、日本ではあまり語られないこのサイトメガロウイルスについて説明いたします。